情報連携が変化の激しい時代に生き抜くカギに
旭化成・ミスミに学ぶその「極意」とは

市場環境の急激な変化に迅速・柔軟に対応できる体制を整備したい――。このような課題感を持ち、デジタル変革（DX）に着手している企業は増えていますが、特定工場や設計部門といった単一部門でのデジタル化では、激しい変化には対応しきれません。水平、垂直様々な方向性での連携の達成具合によって可能なDXのレベルも変わりますし、そのスピード、リアルタイム性も重要です。そのためには、どのような基盤や体制が必要なのでしょうか。本記事では情報連携を基に、製造現場やサービスにおけるDXで成果をあげている旭化成とミスミの事例を紹介しながら、その実現方法を探ります。